北海道ボランティア・レンジャー協議会


カテゴリ:[ レジャー ]


51件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。


[51] 花々シリーズ

投稿者: 藤吉 功  投稿日:2020年 7月11日(土)20時46分17秒 194.193.130.210.bf.2iij.net  通報   返信・引用

7月の花々⑪ クルマユリ(和名:車百合)。高さ30~80cmほどに真っ直ぐ伸び、茎の先端に花を咲かせます。雨続きの薄暗い森の中で、ひときわ鮮やかなオレンジ色の花と蕾(写真1枚目)が目をひきました。その後、機会あるごとに広い林内に点在する花を観察したところ、大半の株で2輪咲きでしたが、中には11個のものも確認できました。花びらは、著しく反り返り、内側に濃紫褐色のはん点のあるもの(写真2枚目)が多いようです。
名称は、メインの葉が茎の途中に車輪状に一段だけまとまって付くこと(写真3枚目)に由来するそうです。なるほど、分かりやすいですね。
ちなみに、北海道の高山にはユリ属では、これ1種しかないそうです。



[50] 花々シリーズ

投稿者: 藤吉 功  投稿日:2020年 7月10日(金)21時27分22秒 194.193.130.210.bf.2iij.net  通報   返信・引用

7月の花々⑩ シャクジョウソウ(和名:錫杖草)。本欄、6月10日付けでご紹介したギンリョウソウと同じ、シャクジョウソウ科シャクジョウソウ属の腐生植物です。
湿り気のある腐植土の堆積した薄暗い林床に自生します。純白のギンリョウソウよりも小さくて色合いも淡黄色と周囲に溶け込んだ感もあり、ビギナーにとっては容易に見つけにくい植物といえそうです。うつむき加減の花は、徐々に上向きとなり、果実の頃には真っ直ぐになるから不思議です。ギンリョウソウと併せ、本欄での続報にもご期待ください。
名称は、その姿が僧侶や修験者の持つ錫杖(しゃくじょう)に似ていることに由来するとか。
ちなみに、松茸の大敵といわれています。



[49] 花々シリーズ

投稿者: 藤吉 功  投稿日:2020年 7月 9日(木)21時25分57秒 194.193.130.210.bf.2iij.net  通報   返信・引用

7月の花々⑨ エゾアジサイ(和名:蝦夷紫陽花)。林縁などのやや湿ったところに自生する落葉低木です。
アジサイ系の花々は、雨が似合う”雨に咲く花”というイメージで、そぼ降る雨の中での撮影(写真1枚目)を試みました。
しかし、肝心の受粉には、虫媒花だけに昆虫たちの力が必要です。久しぶりのお日様のもと、細かいつぶつぶのかたまりのような両性花が開花し、そこに首尾よく昆虫たちが飛び交っていました。ハナアブ科のホソヒラタアブ(写真2枚目)もその一つです。
花の色は、一般的には青紫色をしていますが、周囲の中性花(飾り花)が鮮やかなピンク系のもの(写真3枚目)もありました。



[48] 花々シリーズ

投稿者: 藤吉 功  投稿日:2020年 7月 8日(水)20時14分53秒 194.193.130.210.bf.2iij.net  通報   返信・引用

7月の花々⑧ ミヤケラン(和名:三宅蘭)。ラン科、タカネトンボの変種で、名前は発見者に因むそうです。タカネトンボは、高山に生えるトンボソウの意味で、葉は地表近くに2個がやや離れて対生状につき、花は10個前後であるのに対し、ミヤケランは、茎の高さが20~40cmと背が高く、2個の葉は茎の途中にやや離れて対生状につき、花数も20数個と多いようです。
先端まで見事に花開いた全景(写真1枚目)と、その個性的な花々(写真2枚目)です。約1か月前に撮影したもの(写真3枚目)では、地表から葉までの距離感、まだ短い花茎と蕾の様子が見てとれると思います。



[47] 花々シリーズ

投稿者: 藤吉 功  投稿日:2020年 7月 7日(火)21時06分44秒 194.193.130.210.bf.2iij.net  通報   返信・引用

7月の花々⑦ キンセイラン(和名:金精蘭)。本欄の5月30日でご紹介したサルメンエビネと同じ、ラン科エビネ属の仲間です。どちらも、北海道レッドリスト<植物>で絶滅危惧種(En)に指定されているだけあって、めったにお目にかかれません。とりわけ、昨年はクマ騒動(野幌森林公園にヒグマが出没、2019.6.10~9.5)で立ち入りができず、このほど2年ぶりの再会(写真1枚目)を果たしました。
開花した花は、まさにラン科特有の形状をしており、うっすらと黄色を帯びた気品ある色合い(写真2枚目)とともに、名前の由来となったようです。
深い森の林床で、ひっそりと葉を広げ、けなげに生きる姿(写真3枚目)に感銘すら覚えます。とって良いのは、写真だけ。



[46] 花々シリーズ

投稿者: 藤吉 功  投稿日:2020年 7月 6日(月)23時06分35秒 194.193.130.210.bf.2iij.net  通報   返信・引用

7月の花々⑥ アクシバ(和名:灰汁柴)。厳冬期も、細い枝先が緑色をし、冬芽が赤いこと、開花した淡紅白色の花が外側へクルクルッと巻き込む独特の形状(写真1、2枚目)であることも、強く印象に残るツツジ科の低木です。秋には、赤く熟した果実(写真3枚目)も林内で目をひきます。
ちなみに、灰汁柴とは、灰をあく抜きに利用したことに由来する説や、枝が緑色で弱弱しく背丈の低い雑木であることを意味する青木柴から転化したとする説も..。



[45] 花々シリーズ

投稿者: 藤吉 功  投稿日:2020年 7月 5日(日)21時25分59秒 194.193.130.210.bf.2iij.net  通報   返信・引用   編集済

7月の花々⑤ オニノヤガラ(和名:鬼の矢柄)。一昨日、本欄でご紹介したツチアケビと同じく、ラン科の植物です。塊茎にナラタケの菌糸を取り込んで養分をとるため、葉緑素がありません。
高さ50cm~1mほどに真っ直ぐ伸びた花茎の姿(写真1枚目)を、鬼の使う弓の矢に見立てたことが名前の由来です。また、別名のヌスビトノアシとは、地中の塊茎の様子から盗人の足を想像したようです。
雨上がりの林床に数か所、個性的な花の姿(写真2、3枚目)が見られました。



[44] 花々シリーズ

投稿者: 藤吉 功  投稿日:2020年 7月 4日(土)21時06分57秒 194.193.130.210.bf.2iij.net  通報   返信・引用

7月の花々④ ウメガサソウ(和名:梅笠草)。ウメに似た白い花が、下向きに咲く姿を笠に見立てたことが名前の由来だそうです。
上から覗くと、白い花びらと、光沢のある葉が、数株まとまって(写真1枚目)います。小さな植物なので、カメラを地面につけて撮影すると、なるほどウメに似た花(写真2枚目)ですね。白い笠の陰で、マスクをつけたような蕾のもの(写真3枚目)も多く、ひそかに開花がすすみそうです。
果実が熟す頃には、これらが真上を向くというのですから、不思議ですね。追って、再登場いただきましょう。ご期待ください。



[43] 花々シリーズ

投稿者: 藤吉 功  投稿日:2020年 7月 3日(金)22時00分45秒 194.193.130.210.bf.2iij.net  通報   返信・引用

7月の花々③ ツチアケビ(和名:土木通)。林床に、アスパラに似た植物がニョキ、ニョキッと(写真1枚目)出てきました。ナラタケなどの菌糸に寄生するラン科のツチアケビで、土にはえてアケビ状の果実を結ぶところが由来です。
花期は、このあと7-8月(写真2枚目)で、秋も深まり霜が降りるころ、真っ赤に熟しバナナのような形の果実(写真3枚目)が垂れ下がります。初夏のアスパラ?から、花、果実と驚きの展開ですね。
一見、美味しそうな果実ですが、アケビとは似て非なるもので、食用には不向きですので悪しからず。



[42] コロナ禍の自然観察会の試行

投稿者: 三井 茂  投稿日:2020年 7月 3日(金)09時55分41秒 KD106163250218.ppp-bb.dion.ne.jp  通報   返信・引用

 本年度のボラレンの自然観察会は、コロナ禍のために全てが中止されることになりました。しかし、1年間の活動自粛は、ボラレンの自然観察の能力、知識、技術などの低下が危惧されることから、自主的な学習会を実施し、その低下の防止・観察会指導能力の向上を目指し、当初の活動計画の観察会下見を研鑚日として向上を目指すことにしました。その第一回目は、7月1日(水)三角山で登山観察研鑚会を開催しました。参加数は17名で大半の方が顔面マスク姿で登頂することができました。三角山は海成隆起した山で、低山ですが、ツヅラ折の坂は結構ハードですが、日頃の鍛錬の成果の賜物と納得させられました。自然の環境はエゾタツナミソウ・ギンリョウソウの最盛期で清々しい疲労感を感じた一日でした。


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