北海道ボランティア・レンジャー協議会


カテゴリ:[ レジャー ]


307件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。


[307] 花々シリーズ

投稿者: 藤吉 功  投稿日:2021年11月22日(月)17時33分4秒 202x226x132x177.ap202.ftth.ucom.ne.jp  通報   返信・引用

花々シリーズ ヒカゲノカズラ科マンネンスギ(和名:万年杉)。
マンネンスギは、常緑の多年生草本で、針葉樹林内によく生育するといわれています。野幌の森では、大正時代から数次に亘る植物調査において、目録に残るのは1973年(札幌営林局)と2018年(野幌森林公園植物調査の会)の2回だけですので、比較的レアな植物のようです。
このほど、森歩きで”杉の稚樹”のようなその姿(写真1枚目)が目にとまりました。周囲を見渡すと、数株が見つかりその一つに「胞子のう穂」(写真2枚目、右の株)が付いていました。この季節に胞子を飛ばすのでしょう。クローズアップで確認すると、白い胞子(写真3枚目)が認められます。
なお、この部分だけは役目を終えると枯れてしまいます。



[306] 紅葉シリーズ

投稿者: 藤吉 功  投稿日:2021年11月 2日(火)21時57分47秒 202x226x132x177.ap202.ftth.ucom.ne.jp  通報   返信・引用

晩秋の紅葉と黄葉 はや、11月ですね。
今月は、野幌森林公園・自然ふれあい交流館を会場に「第4回クマゲラ写真展」が開かれています。天然記念物であるクマゲラの生き生きとした横顔を活写した約30点の展示作品には、それぞれ撮影者の簡潔なコメント付きで、どれも見応えがあります。
さて、展示作業のお手伝いの後、野幌の森を6㎞ほど散策しました。降りしきる雨に急かされるかのようにヒラヒラと梢を離れ、遊歩道を赤く染めるのはハウチワカエデたち(写真1枚目)、濃い赤ワイン色に染まるのはミヤマガマズミで赤い果実もチラリ(写真2枚目)、紅葉を背景に淡い黄色味を魅せるのはコシアブラ(写真3枚目)のようです。
晩秋の森を彩った紅葉と黄葉たちも、いよいよ最終コーナーの様相で、雨上がりには青空がとびきり眩しい森となりそうです。



[305] 紅葉シリーズ

投稿者: 藤吉 功  投稿日:2021年10月24日(日)20時04分14秒 202x226x132x177.ap202.ftth.ucom.ne.jp  通報   返信・引用

深まる秋色 久しぶりに風の無い穏やかな野幌の森歩き、深まる秋色に魅せられた一日でした。
訪れた「原の池」(かつては、灌漑用の水源池)では、先頃まで子育てに続き観察されたカワセミやカイツブリたちの姿も今はなく、ただただ静寂の中で、碧い空と白い雲、紅葉・黄葉とが水面に映えていました(写真1枚目)。
道すがら、紅葉を背景に果実たちの姿も堪能できました。その一つは、堂々と17個も実ったオオウバユリ(写真2枚目)です。また、トモエソウも凜とした佇まいを魅せて(写真3枚目)いました。




[304] 昆虫シリーズ

投稿者: 藤吉 功  投稿日:2021年 9月25日(土)20時51分8秒 202x226x132x177.ap202.ftth.ucom.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

昆虫シリーズ ヘリカメムシ科キバラヘリカメムシ(和名:黄腹縁亀虫)。
前稿でご紹介した「ツリバナ」に意外なお客様とは、キバラヘリカメムシ(写真1枚目、終礼幼虫)でした。
こちらでは、親子?が仲良くお食事中の様子(写真2枚目)です。成虫の姿は、文字どおりお腹が黄色いことと、亀の甲のような背に畳んだ翅が比較的細く、黄色と黒の縞模様の縁が、スリムな体の両サイドに”はみ出している”のが特徴です。
一方、お腹を満たした親子?(成虫と終礼幼虫)は、仲良くツリバナの葉で日向ぼっこ(写真3枚目左上の2匹。果実に夢中でお尻の先がのぞく幼虫くん・同右下)も印象的ですね。
真相は、このカメムシの生態に-。ニシキギ科の樹木の葉裏に産卵し、葉脈や果実などに細い針のような口を突き刺して、果実の汁などを吸う、いわばニシキギ科を”命のゆりかご”としている昆虫のようです。
ちなみに、終礼幼虫はこの後最後の脱皮を果たし、成虫に変身して越冬するといわれます。



[303] 果実シリーズ

投稿者: 藤吉 功  投稿日:2021年 9月24日(金)20時17分13秒 202x226x132x177.ap202.ftth.ucom.ne.jp  通報   返信・引用

果実シリーズ ニシキギ科ツリバナ(和名:吊り花)。
秋分の日を過ぎ、秋の気配が一層深まってきました。
大雪山からの紅葉風景がニュースで話題ですが、身近な生け垣のニシキギ類でも、持ち味の紅葉が足早です。
雨のち”秋晴れ”の午後、北海道百年記念塔を臨む野幌の森でも、ニシキギ科の一つ、ツリバナの紅葉が目を引きました(写真1枚目)。
今シーズンは、どうやらツリバナの果実が豊作の模様で、秋の日差しに、一段と鮮やかです(写真2、3枚目)。
ツリバナなどニシキギ類の果実は、様々な野鳥たちに大変な人気ですが、この度は意外なお客様に巡り会いました。その正体はいったい誰?、次稿に続きます。



[302] 花々シリーズ

投稿者: 藤吉 功  投稿日:2021年 9月19日(日)20時03分59秒 202x226x132x177.ap202.ftth.ucom.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

花々シリーズ シソ科ナギナタコウジュ(和名:薙刀香薷)。
ナギナタコウジュの呼び名は、やや反り返った花穂の形が、”なぎなた(薙刀)”に似ていることに由来し、シソに似た香りが特徴で、果実が熟すほどその香は強まるようです。
このほど、野幌の森でこんもりと茎葉を広げた個体に遭遇(写真1枚目)しました。
花期は、8~10月と比較的長いようです。なるほど、花穂にピンクの小花が一方向きに密生している様子が、なぎなた(薙刀)のように見えるから不思議です(写真2枚目)。
観察していると、香りに引きつけられ?、蜜を求めて?、昆虫たちが次々と訪れます。セイヨウオオマルハナバチも姿を現しました(写真3枚目)。本来、生息しない”特定外来生物”だけに、ちょっぴり複雑な心境になりました。当のハチに罪はないのですから..。



[301] 花々シリーズ

投稿者: 藤吉 功  投稿日:2021年 9月18日(土)20時21分53秒 202x226x132x177.ap202.ftth.ucom.ne.jp  通報   返信・引用

花々シリーズ ツリフネソウ科キツリフネ(和名:黄釣船)。
キツリフネは、山地のやや湿った木陰や遊歩道脇などに生育します。名前の由来は、黄色いツリフネ(釣船)ということで、花は、葉腋から伸びた細い花軸の先につり下がって咲きます。
早いものでは、6月頃から咲きだし、この季節もなお散見されます。8月中旬に撮影したもの(写真1枚目)では、果実は目立ちませんでしたが、今時期のものでは、黄色い花とともに、両端のとがった細長い果実たちが目につきます(写真2枚目)。
生育状況にもよりますが、果実の中には2~5個の種子が入っています。熟すと、ちょっとした刺激で勢いよくはじけ、種子を四方八方に飛ばします。
試みに、果実の一つをそっとビニール袋で包み込み、刺激を与えると、即座にプチッと”爆ぜ”ました。フィールドノートに広げ、小型スケールを当ててみると、卵球形の小さな種子とゼンマイ状にクルッと丸まった果実の袋が印象的(写真3枚目)でした。



[300] 花々シリーズ

投稿者: 藤吉 功  投稿日:2021年 9月16日(木)12時00分31秒 202x226x132x177.ap202.ftth.ucom.ne.jp  通報   返信・引用

花々シリーズ ユキノシタ科ダイモンジソウ(和名:大文字草)。
ダイモンジソウは、山地の湿り気のある岩の割れ目などに生育する多年草です。
今年も、半日光が差し込むほの暗い苔生した岩場でその清楚な花を咲かせて(写真1枚目)いました。
花びらは5枚あって、その様子が「大」の字に似ていることに由来する、一度お目にかかったら忘れ難い名前ですね。
花には、10本の雄しべ(写真2枚目・・開きかけた蕾からピンク色をした”しべ”の先端が覗く)と、2本の花柱(写真3枚目・・左上の花柱が分かりやすい?)があります。
先日、本欄でご紹介したアケボノソウほどではありませんが、アリさんが訪れていました。



[299] 花々シリーズ

投稿者: 藤吉 功  投稿日:2021年 9月12日(日)20時55分32秒 202x226x132x177.ap202.ftth.ucom.ne.jp  通報   返信・引用

花々シリーズ リンドウ科アケボノソウ(和名:曙草)。
アケボノソウは、リンドウ科の2年草です。野幌の森でもいよいよ花の季節を迎えました。茎の上部の葉脇で細かく枝分かれをして、その先に一つずつ星の形をした花を付けています。花の径は2cmほどで、5つに深く裂けた花びらには、黒っぽい斑点とやや大きな黄色い蜜腺が特徴で、この斑点を”曙の星”に見たてたことに由来します。
早速、たくさんのアリさんたちが蜜腺を舐めに訪れて(写真1、2枚目)います。
3年前の台風による風倒木処理で大型重機が入った影響もあってか、例年お馴染みであった観察ポイントから花が消えてしまったケースもありますが、遊歩道脇で見られる個体は、草丈が40-50cmから、大きなものでは120cmほどもあります。周囲の植物から頭一つ抜け出した個体を望遠で捉えて(写真3枚目)みました。



[298] 花々シリーズ

投稿者: 藤吉 功  投稿日:2021年 8月31日(火)20時13分22秒 202x226x132x177.ap202.ftth.ucom.ne.jp  通報   返信・引用

花々シリーズ シソ科エゾシロネ(和名:蝦夷白根)。
エゾシロネは、湿った林縁などに見られる多年草で、地下茎が白いことに由来します。
しばしば群生が見られるようで、茎は、シソ科の特徴である四角柱で、紫色を帯びています。
若々しい個体(写真1枚目)の茎は、まだ青っぽく、特徴の紫色になるにはもう少し時間がかかりそうです。
遊歩道脇で目にした、比較的大振りなものを計測すると、高さ53.5cm(一般的には、20~40cm)もあり、葉腋は、何と18段を数えました。しかも、各段にグルッと白い小花がみられ、まるでタワーのよう(写真2枚目)です。
葉腋の小花をアップで観察すると、何だか楽しそう。”愉快な仲間たち”を連想(写真3枚目)してしまいました。
猛威を振るうコロナ禍が終息した暁には、再び気兼ねなくこうした談笑を楽しみたいものですね。


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